【杭州市第13中学校、来県!】8/7(水) 栃木県日中友好協会主催歓迎交流夕食会

青年会館コンセーレにて。中日友好!の掛け声で記念撮影。

8/7(水)18:00~20:00青年会館コンセーレにて、杭州市第13中学校(以下、13中)の来日を歓迎するため、栃木県日中友好協会(以下、栃木日中)主催の歓迎交流夕食会が行われました。日本へようこそ🗾✨

今回13中のみなさん(中学生25名、教師3名、引率者1名)は8/5(月)~8/10(土)5泊6日の訪日。
5日に成田空港に到着し、6日に来県、栃木クリーンプラザや栃木県立博物館を見学。この日(7日)の午前中には上三川町立上三川中学校、日産自動車工場に訪問・見学。午後は私たち栃木県日中友好協会もご一緒して、長旅でお腹を空かせた中学生たちと一緒に夕食を共にしました。

栃木日中からは、私含め白石雄治会長、佐藤勝宏副会長、鷲谷アンナ副会長、滝沢理事長、成田金城事務局長、大島シズエ理事、有賀りち子理事、成田博熙理事の9名が出席いたしました。また、なんと今年9月に実施予定の第二回栃木県青少年浙江省訪問団に参加される学生さん4名も遠い所からはるばる出席してくださいました。

日中双方、まずはご挨拶から

白石会長は日中友好へ示すべき態度に関するお話の中で、「地球上には何種類の人間がいるか?」という問いを会場のみなさんに問いかけました。「正解した方にはマリーア・ズィビラ・メリーアン『スリナム産昆虫変態図譜』に収録されている蝶たちが印刷された葉書を贈呈します」と豪華なプレゼントも用意。

難しい問いかけにも関わらず、中学生のみなさんから活発な意見が飛び交いました。中には、「モンゴロイドやコーカソイドなどの4種類」「人生において抱負を持っている人間と、持っていない人間の2種類」という興味深い回答も得られ、13中のみなさんが中学生ながらも日々様々なことに考えを巡らせている聡明な方たちであることを思い知らされました。私もお勉強頑張らなきゃな💦

白石会長による大変学びの多いご挨拶の次に、今回の訪中団団長である汪華鵬副校長からご挨拶をいただきました。
以下は日本語訳となります。

星野町長様、白石会長様、先生の皆様、そして生徒の皆さん、こんにちは!

私どもは中国杭州市第13中学校教育グループからの研修団で、教職員と生徒あわせて28名で参りました。

今年2月、栃木県日中友好協会様の主催で、栃木県の青少年友好使者団の皆さんが我が校を訪れ、熱烈な歓迎をさせていただきました。

そして今回、私たちの学校の生徒たちも交流と学習の機会を皆様から賜りました。

協会様の手厚いサポートのもと、この度の研修旅行が実現いたしました。これは国境を越えた学びと交流の旅となります。

中国と日本はともに悠久の歴史と輝かしい文化を有し、教育や科学技術の分野でも特色ある優位性があります。

私たち杭州の地には数多くの歴史的遺産があり、とりわけ西湖は中国で初めて国家の重点風景名勝地に指定され、世界遺産にも登録されています。

13世紀にはイタリアの旅行家マルコ・ポーロが「世界で最も美しい地上の楽園」と称賛しています。

今日の杭州は人口が1,000万人を超え、「最も幸せを感じられる中国の都市」にも選ばれております。

杭州市第13中学校教育グループは西湖区の伝統的な文教地区に位置し、全74クラス、3,600名を超える教職員と生徒を擁する「量的にも質的にも優れた学校」です。

一方、栃木県は日本有数の教育資源を持ち、日本式教育の最高峰を代表しています。大学入試センター試験の全国順位において10年連続トップクラスを維持しており、幼稚園から高校まで、教育の質が日本の中で最も高い水準にあります。また、歴史が長く、文化的な底力もある地域です。

上三川中学校は、栃木県の中でも特に体育競技と文化が両立する学校です。「生徒の自発的な行動力を育成する」ことを目標に掲げ、様々な場面で生徒が主体的に考え、判断し、行動する教育活動に取り組んでいます。

今回の研修は、私たち第13中学校の生徒たちにとって、視野を広げ見識を深める貴重な機会となるでしょう。日本での滞在を通して、先進的な教育理念や真摯な学びの姿勢、そして固有の文化と生活様式を肌で感じ取ることができると信じております。

これは異文化交流能力の向上に役立つだけでなく、自身の文化への理解と帰属意識を深めることにもつながるはずです。

研修の過程では、生徒の皆さんには開放的な心を持ち、積極的に学び、探求していってほしいと思います。日本の風習や法律を十分に尊重し、中国の学生としての高い品格と精神性を発揮してほしいです。

また、日本の生徒の皆さんとの交流の機会を大切にし、お互いに学び合い、共に成長することを期待しております。

最後に、今回の日中研修事業が実り多いものとなりますよう祈念いたします。

日本側の手厚い準備に深く感謝いたします。生徒の皆さんがこの研修での学びと経験をこれからの学習と人生に活かしていくことを願っております。

本日はありがとうございました。

乾杯!!

佐藤理事により乾杯の音頭がとられ、食事がスタート。
中学生のみんなは「これ(ソース)どうやって使うの?」「串が刺さってるヤツ、何?」と、普段中国であまり見ない食べ物に大騒ぎ。

今夜は中学生がいっぱいなので、ノンアルで🍺
それぞれのテーブルにて、グラスを突き合わせて「干杯(ガンベイ)」!!と思いきや、若干2名、白石会長の席へ駆け寄ってきました…

食事もとらずに真っ先に白石会長にサインを求める2人の生徒。なんて世渡り上手なんでしょう。

さっき会長がくださった葉書の裏に、サインを書いてほしいです!

お腹すいたでしょ、とりあえず先に食べてからにしたら(笑)

あの~、白石会長の会社に入りたいんですけど、どうすればいいですか!!

あなたね、まずは一生懸命勉強して、中学校を卒業しなきゃ。

いったいどんな勉強をしたらいいんですか!?

今日見学に行った日産自動車について質問していいですか!!?

食事もとらずに白石会長に質問攻め。
中学生にしてその社交術は見上げたものだけど、育ち盛りなんだからまずは食べないとね💦

いつの間にかカラオケ大会に

食事・歓談が大盛り上がりのところ、誰からともなくカラオケ大会が開始。
『梦骆铃』、『这世界那么多人』、『青花瓷』など、日本でも中国でも人気の名曲で会場全員の心が一つに。

特に全員で合唱した『送别』は、中国の中学生にはお馴染みのようで、みんな大きな声で元気いっぱい歌っていました。
私たちもこの9月杭州に行った際には、負けないぐらい元気モリモリで歌い上げたいですね🔥

かくいう私も調子に乗って歌っちゃいました。

記念品を贈呈し、閉会

お互い歌の披露も終わり、記念品の贈呈へ。
13中からは大きな書道道具、テーブルランプ、京劇の人形などをいただきました。

中国側からの贈り物には、その豪華さに毎度驚かされます。
中学生のみなさんもそれぞれに日本側への贈り物を用意していたようで、私もちゃっかりいただいてしまいました!

記念品の贈呈が終わると、鷲谷アンナ副会長の閉会の言葉により、大盛り上がりの夕食会もとうとうお開きです。

解散!ざいじえん!

待遇不一样!(一人だけ扱いが違うな!)

夕食会を終えぐっすり眠った13中のみなさんはそれから日光、東京の観光を経て、10日14:45成田空港発の飛行機に搭乗。中国現地時間17:15、無事に帰国されたそうです。みんなの日本旅行、楽しめたかな。

9/19~9/25、今度は私たちが杭州に向かうことになりますが、ますます楽しみになってきました✨
それでは、在杭州见!!(また杭州で!!)

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