8/3(土) 第二回訪中事前説明会 参加レポート

你好!栃木県日中友好協会 理事の酒巻です。
今年9月に予定している「第二回 栃木県青少年浙江省訪問団」に向け、前回の訪中説明会に続き、8/3(土)13:00~15:00、とちぎ国際交流センターにて第二回訪中事前説明会が開かれました。

今回の説明会の参加者数は、訪中参加予定者33名中22名(うち2名オンライン出席)でした。

参加者は全員定刻に集まり、受付にてパスポートとビザの受け取りを済ませ、各自着席。

⇧今回の説明会資料

今回の説明会資料は、日中友好協会本部発刊の新聞『日本と中国』7月号、第6回中国語スピーチコンテスト栃木県大会の開催要項、訪問先で合唱予定の「旅愁」の楽譜です。

月刊『日本と中国』は本来当協会入会と同時に定期購読が開始され、毎月協会員に配布されるものです。しかし今回の訪中にあたって中国や日中友好に興味を持つ人が増えることを願って、参加者には協会員でなくても無料で配布することに。

また、今年度も例年通り中国語スピーチコンテスト栃木県大会を開催いたします。訪中団の中からも参加者を募るために、開催要項と申し込み書を配布いたしました。当大会は入場無料ですので、スピーチに参加しなくても、スピーチを聞いてみたい方や参加者と交流してみたいという方も大歓迎です🔥

説明会概要

⇧説明会の目次

白石会長はご都合がつかず不在でしたが、瀧澤理事長、成田事務局長により説明会は円滑に進行しました。
説明会出席者は21名と前回より少なかったのですが、すでに顔合わせを済ませており個人間での交流も盛んなため、前回の説明会よりもにぎやかな雰囲気に。

瀧澤理事長、成田事務局長により旅程の詳細、服装、旅行の栞、保険加入などについて、前回時間の都合上でカバーできなかった部分を説明しました。また今回新たに座席を班ごとに分けて顔合わせをし、各班でどのような出し物ができるか、班行動において誰がどのような役割を担うか、などについて打ち合わせをしました。

加えて、訪中前の中国語事前勉強会への参加や訪中後のレポートの提出を促しました。中国語事前勉強会は7月から実施しており、今後も酒巻が担当します。事前と事後も含めての訪中ですので、単なる中国旅行にとどまることのないようしっかりと準備をしていきたいですね✨

各班の顔合わせ

⇧班ごとに自己紹介&交流。なんだか楽しそう!

今回の訪中に参加する人数は合計33名。前回の訪中メンバー7人と比べると圧倒的に多い参加者数です。
そこで、協会からの提案により33名を一班、二班、三班に分けることに。

栃木県内の社会人参加者が多い一班、宇都宮大学の学生のみの二班、県外・海外の学生や高校生も含まれる三班の三つの班です。
ちなみに私酒巻は二班の班長です。宇大の後輩たちと一緒に中国を旅できるなんて、とても楽しみ!

班ごとに分けることで、道中での人数確認や体調管理を効率的に行うことができ、大人数の旅でも安心です。
また、訪問先の食事の席などで班ごとに出し物を披露するという愉快な案も出ています。具体的にどのようになるかは次回の結団式までに決めておきたいところ。

参加者インタビュー

今回は班ごとにどのような参加者がいらっしゃるのか見てみましょう。
それではみなさん、
①今回の訪中参加の動機
②私と中国の関係
③今回の訪中に期待すること

について、聞かせてください!!

〈社会人多めの一班〉

①今回の訪中参加の動機
私が勤めている上三川町に中国からの訪問団が来たことと、そのタイミングで今回の訪中の話があったため、参加を決意しました。
②私と中国の関係
以前の仕事では中国出張があり、現地の方には大変お世話になりました。数年前に公務員へ転職し、出張はほとんどない生活になると思っていましたが、今回訪中の話があり、やはり私と中国には何かの縁があるんだと感じています。
③今回の訪中に期待していること
中国語はあまり話せませんが、出逢えた方と出来る限りのコミュニケーションを取り、今度日本に行ってみたいと思ってもらえるように努めたいです。今回一緒に行くメンバーと共に日中友好を深めてきます!

①中国語教室の先生にお誘いいただいたからです。最初は旦那が台湾人なの独学で台湾華語(繁体字)を勉強していたのですが、今は学校も通い始めて、汉语(簡体字)も覚えてシンガポール、マレーシア、香港、マカオなど様々な国へ旅行に行ったり、現地の人とコミュニケーションを取れるようになりたいです。
②まだ一度も中国へは訪問したことはありませんが、職場に中国人の方がいることもあり、勤勉で仕事にも真面目に取り組む姿を見て尊敬しています。たまに台湾人、中国人、私の三人で宇都宮の北京ダックのお店などに食べに行きます。また女性なので小红书というアプリでグルメやメイクなどの中国のトレンドなども見ていますが、特に中国の文化に興味関心があります。
③日本にも中国人の知り合いは何人かいますが、横のつながりを作ったり、本場の文化に触れてもっと中国を好きになりたいし、将来的には日本語教師の資格をとって中国語を教えたり文化を伝えたりしていきたいです。また現在のレベルでは単語を繋げてなんとか会話するレベルなので、四声や文法も苦手なので、あと約一か月ほどありますので学習して9月の訪問で現地の方と会話する事が現在の目標です。

〈ほぼ全員宇大生の二班〉

①国際交流の中で中国人への印象が色々あったが、実際に現地の人と交流して自分の目で確かめてみたいと思ったから。
②友達が何人かいるくらい、基本的な単語と文法を勉強中。
③色んな地域に行くので色んな文化体験をしたい、交流を楽しみたい、皆と仲良くなりたい。

①元々海外文化に興味があり、中国の文化を実際に見てみたいと思ったから。今回中国に行ける良い機会だと思い、参加しました。
②あまりすぐにパッと思いつくものは無いです。今回が初めての海外渡航なので。現在第二言語で中国語を履修して勉強しているくらい。だからこそ、今回の訪中に参加することが出来てとても嬉しいです!
③中国の様子を実際に見れること!中国の食事や建物、現地の人々の様子など中国の文化を見て回ってみたいです!

〈出身、学年、学校の枠にとらわれない三班〉

① 海外に行ったことがないので、大学生のうちに一度は国外に出たいと思っていたからです。
②日本にいても身近に感じる存在だと思っていました。中国製の製品やアニメ、中華料理など、普段の生活の中で目にすることが1番多い国だと感じます。
③現地の方と交流したり様々な場所を見て、自分にとってプラスになるような気づきや学びがあれば良いなと思っています。

①以前から中国に行きたいと思っていたけれどコロナの関係でビザが必要になり個人では行くハードルが高いと感じていたから。
②内娱に興味があって高校生のころから中国の曲を聴いたりドラマを見たりしてました。留学に行きたかったので大学に入ってからhsk4級を取った!
③実際に現地の人と交流することが楽しみです。8月に上海行く予定なので多分2回目の中国になると思うけれどまた違った発見だったり面白さを見つけたいです。

みなさんありがとうございました。
協会員と学生のみで構成された前回のメンバーとは打って変わって、今回は栃木県に関わる多種多様な層のメンバーが集まりました。日中友好の機運醸成はもちろんのこと、このご縁を大切にしてメンバー同士の横のつながりも深めていきたいですね✨

訪中事前勉強会について

⇧訪中事前勉強会で使わせていただいているカルチャースペース「spaceシェアリー」。

今回の説明会で、酒巻からは訪中前の中国語勉強会の案内をさせていただきました。

宇都宮市下栗町にあるspaceシェアリーにて、訪中事前勉強会という講座名で毎週日曜14:00~16:00の間に開催しています。
現在は大学のテスト期間ということで開催は控えめなのですが、9月の訪中当日まで開催を続ける見込みです。

学習内容は、中国で流行りのテレビ番組や音楽を使った基本的な中国語の学習です。
せっかくの訪中ですから、せめて基本的な会話だけでも現地の方々と会話できるといいね、という目標の下ゆる~く勉強会をしています。

峰キャンパスが近いため参加者は主に宇都宮大学の学生さんたちでしたが、たまに高校生なども遊びに来てとてもにぎやかです。
訪中事前勉強会の開催レポートは後日掲載予定です。

杭州市第13中学校来県のご案内

2024年8月5日(月)~8月10日(土)の期間、浙江省杭州市から杭州市第13中学校が栃木県に訪問します。
日中相互による青少年交流促進を目的とした来県となっています。

栃木県日中友好協会としては、8月7日(水)の上三川中学校訪問、日産自動車見学、歓迎交流夕食会に関わらせていただきます。

8月7日に関するレポートは後日掲載いたします。中国の中学生たちとの交流、私も楽しみです!

『旅愁』の合唱練習

説明会の最後は、団員全員で合唱予定の『旅愁』を練習しました。

『旅愁』はもともとアメリカで作られた楽曲で、作曲者はJohn Pond Ordway(ジョン・ポンド・オードウェイ)。
アメリカで医師、音楽家、政治家として活躍した彼は南北戦争時代の1868年に“Dreaming of Home and Mother”を作曲し、遠い故郷を思う感傷的な楽曲としてアメリカで人気を博しました。

“Dreaming of Home and Mother”は東アジア諸国に伝わり、1907年には音楽教師兼作詞家の犬童球渓(いんどうきゅうけい)により日本語に翻訳され、彼により“旅愁”というタイトルがつけられました。

西洋楽曲の翻訳・作詞を生涯にわたり精力的に行った彼の名声は、1907年の『旅愁』の翻訳が皮切りとなったと言われています。
翻訳唱歌を集めて編纂された『中等教育唱歌集』に『旅愁』が載り、日本の学校教育において定番の楽曲となったため、小中学校の卒業式などでよく耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

1915年には詩人、禅僧、音楽教育者、芸術教育者である李叔同により中国語に訳され、『送別』と題されました。
中国の中学校で教えられている『送別』は、1982年の映画『北京の思い出(城南旧事)』での劇中歌や、2022年の北京冬季五輪の閉会式の曲として使われており、中国においてもかなり有名な楽曲です。

訪問先では、日本語版と中国語版の両方を歌う予定です!
中国の方々と一緒にこの曲を合唱して、栃木県の日中友好30周年を大いに盛り上げてまいります🔥

新規協会員の入会

(左写真)2024年2月浙江省対外友好協会訪問時の写真。(右写真)2月訪中メンバーと9月訪中メンバーの食事会。

本日、なんと当協会入会申し込み書を手にする参加者がいらっしゃいました…!

宇都宮共和大学シティライフ学部4年生の石川眞矢さん(左写真のいちばん左)、宇都宮大学国際学部1年生の小泉京花さん(右写真のいちばん右)、宇都宮大学国際学部1年生の村田智子さん(右写真の真ん中)の三名。

栃木県日中友好協会青年部がまだ立ち上がったばかりのためメンバー探しに四苦八苦していた私ですが、なんだか光明が見えてきましたね!
新規協会員の入会や団員同士の交流の様子については、後日掲載予定の記事をご覧ください。

説明会終わり!

⇧説明会が終了した後は、それぞれで交流。みんななかなか帰ろうとしません!

8/3(土)は宮祭り。説明会が終わった後、連れ立って宮まつりに遊びに行く人がチラホラ。
これから長い訪中を共にする仲間たちですが、この訪中開催をきっかけとして日中友好事業に関わらず末永いお付き合いができるといいですね。

では、次回9/7(土)の結団式でお会いしましょう。再见!!

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