【スピーチコンテスト 最優秀賞者インタビュー】宇都宮大学 苫米地美空さん

你好!栃木県日中友好協会 理事の酒巻です。
今回は、2023年度中国語スピーチコンテスト栃木県大会スピーチ部門大学生の部で最優秀賞を受賞した、宇都宮大学国際学部 苫米地美空(とまべちみそら)さんにインタビューをしてみました!

苫米地さんの中国語は、丁寧な口調と正確な発音が特徴です。
コンテスト参加のきっかけや中国語の勉強についてなど、気になるコトをたくさん聞いてみましょう👀

プロフィール

マレーシアで熱唱する苫米地さん。

苫米地 美空(とまべち みそら)
青森県 出身
宇都宮大学 国際学部 国際学科 4年生
がけっぷちラジオ インターン生

スピーチコンテスト参加のきっかけ

2023年度中国語スピーチコンテスト栃木県大会スピーチ部門最優秀賞おめでとうございます。
コンテスト参加のきっかけは何でしたか?

授業でお世話になった先輩のお話を聞いて「先輩みたいにかっこよく中国語が話せたらな…!」と興味を感じたからです。

(「先輩」って、誰のことだろう…。)

スピーチの内容について

苫米地さんのスピーチはどのような内容だったんですか?

テレビやインターネットで語られる中国の存在に影響されがちだけど、そうしたものにも地域や時代で変化する流動性があるし、何よりそうしたものだけを頼りにするのではなく直に触れてみることが必要だ、というような内容です。

なるほど…。
なぜこのような内容にしようと思われたんですか?

スピーチの内容は飲食店でのバイトで中国人のお客さんに接客した時の衝撃的な経験がもとになっています。その当時は留学などの海外体験に特に興味がなかったのですが、日常の至る所ににそうした異文化体験が散らばっていたため徐々に目を向けるようになっていきました。その時に抱いた気持ちをスピーチにしたかったんです。

苫米地さんの中国語学習

苫米地さんの中国語学習について聞かせてください!

高校生の時に台湾へ一年間の交換留学を予定していましたが、コロナウイルス流行による規制で中止になってしまいました。それでも諦めきれず、大学入学後に国際学部の授業で中国語を選択し、現在まで中国語の勉強を続けています。

その結果、大学2年生になって中国語スピーチコンテスト栃木県大会で優勝し全国大会に出場することができました。その後、2024年2月には中国浙江省に栃木県友好使者として訪問させていただきました。また、宇都宮大学ではチューターとして台湾からの留学生のサポートをしています。

(左写真)中国語スピーチコンテストに出場した際の様子。(右写真)友好使者として中国に訪問した際の様子。

春休みの期間を利用して、台湾の城址科技大学で日本語教育のインターンシップを三週間ほど経験しました。インターンシップの内容は主に大学での授業補助、日本語や日本文化の紹介です。出会った台湾の大学生はほとんど日本語を理解できるので、英語や中国語を使わなくてもコミュニケーションを取ることができる環境でしたが、高校生は日本語ができるわけではないため、高校生には画像やジェスチャーでプレゼンしました。

「やっぱり中国語ができないとなぁ」という気持ちを台湾の学校の先生に話したら、「言葉も大切だけど、自分が知っている語彙の中で“どのように伝えるか”も大切なんじゃない?」と言ってくれて、言語と同じくらい「伝え方」も大切なんだと学びました。

今はHSK(世界基準の中国語のテスト)の取得の勉強をしています。最近、HSK4級に合格しました!

⇧台湾にて、日本語教育や日本文化についてのプレゼンテーションに挑戦

今後の展望

様々な経験をお持ちの苫米地さん、今後の展望を聞かせてください!

 夏から多文化の国マレーシアに留学する予定なので、さらに英語と中国語に磨きをかけるために勉学に励みたいです。中国語が今よりもっと上手になったら、もう一回中国に行ってみたいです!

また、今度は私が誰かの出会いのきっかけとなり、誰かにとっての素敵な居場所や架け橋になりたいです。 私は様々なご縁のおかげで挑戦できたことや今も続けられていることが多いので、その恩返しの一つとして、私も誰かにとってのきっかけづくりをしたいと思っています。その一環として、私の中で変わった中国への印象や、実際に現地で見てきたリアルをたくさんの人たちに伝えたいと思います。

インタビューにお答えいただきありがとうございました。
苫米地さんは、中国語スピーチコンテストをきっかけにご自身の活動の幅をどんどん広げていった学生さんです。これを読んでくださった皆さんも、ぜひお気軽にコンテストに参加してみてください!

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