【参加レポート】心あたたかな栃木と共に築く、友好の架け橋 — 日本栃木県青年友好使者団の歓迎、円満に運ぶ(訳:栃木県日中友好協会)
栃木県日中友好協会の主催で9/19(木)~9/25(水)に行われた「栃木県青年友好使者訪問団」。
浙江工業大学により大学訪問の様子が語林之声(WeChat公式アカウント)により一つの記事にまとめられました。
浙江工業大学の方の許可のもと、以下に日本語訳を掲載いたします。
⇧語林之声による記事『栃木情深,共筑友谊桥梁 —— 日本栃木县青年友好使者团来访接待活动圆满举行』。クリックで中国語版をご覧いただけます。
9月20日の午後、日本栃木県日中友好協会より、白石雄治会長率いる青少年友好使者団の35人が訪校し、屏峰キャンパス体育館114会議室にて歓迎会と交流活動を盛大に行った。
会場には、学院党委副書記の励立慶、日本語学部副主任兼副教授の金京淑、浙江省人民対外友好協会代表の張蓓蓓、日本語学部外籍教授兼博士の千葉万希子、日本語学部教師兼博士の余陳羽、鄭楚琪、陶正字、また当学院の日本語専攻の学生24名が同席した。余陳羽先生が司会を担当。
開始早々、学院党委副書記励立慶は日本栃木県青年友好使者団の訪校に熱烈な歓迎を以て今回の友好交流へ心からの期待を示した。彼は、この交流が両国間の交流と協力を強化し、国際舞台で才能を発揮できる優秀な人材を共に育成するための、より多くの機会を生み出す新たな出発点になることを望んでいるとした。そして最後に、私たち全員が手を携えて日中友好の発展に貢献することを願っていることを述べた。
続いて、栃木県日中友好協会白石雄治会長からお話をいただいた。彼はまず一人のナチュラリストとして、人類の進化の歴史を述べ、地球の長い歴史を見ても、人類は地球を守る使命を託された唯一の生命であることを指摘した。偉大な文明的・文化的大国として、中国と日本は互いに協力し合い、未来の課題に立ち向かうべきである。最後に、夢を抱き、困難を克服し、弛まず前に進み続けることを彼は現代の青年に励ました。
日本語学部副主任の金京淑は日本栃木県青年友好使者団に向け、浙江工業大学及び外国語学院について紹介し、浙江工業大学が主要な国家戦略のニーズと緊密に迎合し、緑化工、医療・健康、AI技術、低炭素等の領域において、数多くのコア技術を生み出していることを述べた。外国語学院は現在「文理融合」「文文融合」の複合的な育成方式及び特出した外国語能力をもつ革新的人材の育成メカニズムを探求している。その中で英語専攻は就職先や地域社会から高く評価され、日本語専攻は高い国際性を持って育成されており、 学院の高度な国際化を実現している。国際協力の面では、同学院は国際発展戦略を実施し、現在、アメリカ、イギリス、日本などにおける有名大学と人材育成協力メカニズムを構築している。 最後に、彼女は中国と日本の友好的な発展を心から祈った。
中国文化紹介
日本語専攻の学生曽逸飛さんは使者団の皆さんに西湖や霊隠寺、京杭大運河など杭州市の文化遺産及び名勝地について紹介し、特に良渚の歴史の起源について詳しく述べた。杭州市の豊かな文化を伝え、日本の学生たちに中国文化へのより濃厚な関心と理解を抱かせた。
日本語専攻の学生陳滢さんは西湖酢魚、東坡肉、葱包桧や油条などの杭州グルメと観光スポットを紹介した。そして彼女は京杭大運河の由来、アリババのモバイル決済の利便性、現代の杭州における経済発展の状況及び産業の転換と国際舞台における杭州の目覚ましいパフォーマンスについて詳しく説明した。
日本語専攻の学生郭子睿さんは自らの観点から、浙江工業大学の豊富多彩なキャンパスライフ、外国語学習、学生芸術サークル、体育祭、ボランティア活動などの素晴らしい大学生活と美しいキャンパスの建築と環境について紹介し、使者団の皆さんを惹きつけた。
交流活動と書道の披露
交流活動の時間では、日本の学生が杭州の伝統グルメである葱包桧に興味津々。そして、最も心惹かれる日本の魅力について話し合った時には、我々の学生は積極的かつ侃侃諤諤と議論し、日本文化の賜物から全世界を風靡するアニメ作品や魅力あふれる日本人歌手まで、日本語専攻の学生たちによる日本文化への深い理解と敬愛を示した。友好的感情と熱意溢れるこの交流活動では、中日双方がお互いへの認識を深め、国境を跨ぐ友好の架け橋を築き上げた。
日本側の学生の代表は優雅な書道の才能を披露し、筆を振り墨を散らす間、心のこもった漢字での祝福の言葉が紙の上に躍った。この作品は彼らによる中国文化への愛情と尊敬の念を表すだけでなく、誠実な友好の言葉を筆と墨で書くという、両国の文化的融合を示す優れたシンボルである。
交流活動の終盤、中日双方により心温まるプレゼント交換を実施。双方感動の念を抱いてプレゼントを交換し、真摯な笑みをたたえながら相手の言葉を用いて感謝の気持ちを表した。これら小さな贈り物でも、そこには両国の青年の深い友情がこもっている。
その夜、栃木県青年友好使者団は歓迎夕食会に参加し、外国語学院日本語専攻の学生たちによる素晴らしい演目《最初的梦想》《舞蹈串烧》を楽しんだ。
歓迎会は終わりを迎え、中日双方は体育館前に集合し、共にこの貴重な瞬間を写真に収めました。この記念撮影は忘れがたい交流の記録であるだけでなく、我々の友好を鮮やかに証明するものとなった。
記念撮影の後、我々浙江工業大学の教師と学生は別れを惜しみながら栃木県青年友好使者団の出発を見送った。双方はお互いに挨拶を交わし、手を振って別れを告げた。双方の目は、友情の温もりと再会への期待で満たされていた。